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本サイトで公開している関東大震災関連の映像に関する資料や、関東大震災と映像との関係を考えるうえで助けとなる資料をお届けします。
関連資料一覧
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図「1922本郷建物構造凡例小避難関係」
鈴木淳氏提供
東京大学学生救護団本部が置かれていた巡視詰所前の位置を示す図。図面内の注記によれば、東京大学文書館『大震災関係 上巻』所収 営繕課「震災概況報告」の「東京帝国大学火災被害状況一覧図」に、同内田祥三関係資料『東京帝国大学復旧計画 其参』所収 営繕課「大正12年3月末日現在 東京帝国大学構内建物調書」により加筆したもの、とある。2023/09/01 公開資料をみる -
配布資料「『關東大震大火實況』『航空船にて復興の帝都へ』」(2016/2017年)
田中傑氏作成
東京国立近代美術館フィルムセンター(現・国立映画アーカイブ)では、2016年度より2022年度まで、東京国際フォーラムとの共催により、所蔵文化・記録映画を講師の解説付きで上映するイベント「月曜シネサロン&トーク」を行ってきた。初年度は「首都・東京の90年―関東大震災から戦後復興まで―」をテーマに、3回にわたり田中傑氏の解説付きで上映を行ったが、『關東大震大火實況』と『航空船にて復興の帝都へ』を上映した第一回目の配布資料を掲出する(2016年7月4日、2017年3月16日一部修正・追記)。『航空船にて復興の帝都へ』では、空から見たランドマークとなる建造物などの同定作業により、復興途上の東京の姿を掴むことができる。2023/09/01 公開資料をみる -
冊子「映画『復興帝都シンフオニー』東京市政調査會製作 説明書」(1929年)
公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所所蔵
『復興帝都シンフオニー』の台本に相当する説明書。ただし、現存素材と照合してみると、編集が異なっていたり、説明書にない場面が含まれていたりすることがわかる。また、この説明書に準じると、残存しているのは「六區活動街」までで、これに続いて記載されている「銀座夜景、仲見世夜景、東朝社電光ニユウース、市猿江裏アパートメント勞働街ニ移ル、田中町市營質屋、同市營簡易宿泊所、文化住宅、JOAK放送開始、ジヤズ 音樂、銀座松坂屋夜景、完了」の場面は、残存していないと思われる。関連する動画:映画『復興帝都シンフオニー』2023/03/03 公開資料をみる -
冊子「『復興帝都シムフオニー』メーン・タイトル」(1929年)
公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所所蔵
『復興帝都シンフオニー』のメインタイトルに続く前口上にあたるテキスト。震災発生から6年を経て、この間たゆまず続けられた人々の努力と、その結晶としての近代都市の姿を高らかに謳い上げている。関連する動画:映画『復興帝都シンフオニー』2023/03/03 公開資料をみる -
文書「フィルム販売に関する書状(財團法人東京市政調査會、昭和4年11月14日)」(1929年)
公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所所蔵
『復興帝都シンフオニー』を製作した東京市政調査會が、帝都復興展覧会での初公開の好評を受け、複製プリントの販売を行う目的で作成された書状。本文書に記載された情報によれば、本作のオリジナルが全2巻、2,167尺(=2,154フィート)であることから、適正映写速度16fpsで上映時間が約36分であったことがわかる(現存素材は、1,891フィート、16fps映写で約32分)。販売価格260円は、2019年の消費者物価指数換算で、423,063円に相当する。関連する動画:映画『復興帝都シンフオニー』2023/03/03 公開資料をみる -
「映画『關東大震大火實況』伴奏音楽用メモ」(2022年)
湯浅ジョウイチ氏作成
『關東大震大火實況』活弁伴奏音楽付き上映(2022年5月14日)に際し、当日伴奏を務めた湯浅ジョウイチ氏が演奏用に用意したメモ(左写真は、演奏中の湯浅氏)。2022/09/01 公開資料をみる -
「映画『關東大震大火實況』弁士台本」(2022年)
山城秀之氏作成
『關東大震大火實況』活弁伴奏音楽付き上映(2022年5月14日)に際し、上掲の説明台本を基に、当日活動弁士を務めた山城秀之氏が作成した台本(左写真は、口演中の山城氏)。2022/05/31 公開資料をみる -
冊子「映画『關東大震大火實況』説明台本」(制作年不明)
神龍寺所蔵
神龍寺所蔵の本冊子は、作成者や作成時期は不明だが、神龍寺に本拠を置いた社会教化団体、大日本佛教護國團が関わった映画上映にあたり使用されたものと推測される。表紙4ページ、中表紙・本文22ページ、全26ページ。中表紙及び本文に大日本佛教護國團の印あり。2022/05/10 公開資料をみる -
冊子「映画『關東大震大火實況』梗概および内容」(1923年)
神龍寺所蔵
曹洞宗寶珠山神龍寺(茨城県土浦市)所蔵の本冊子は、文部省によって作成されたと思われ、作品梗概と、中間字幕と撮影場所などの場面描写が記されている。表紙4ページ、梗概2ページ、本文22ぺ―ジ、全28ページ。表紙に大日本佛教護國團の印あり。2022/05/10 公開資料をみる