震災タイムマップ
関東大震災は東京や横浜の街を劇的に変化させ、江戸から続く時代の大きな区切りになったとも言われています。この災禍を契機として、いったい何が残り、何が失われ、そして何が新たに生まれたのか? クリップや全篇映像から特定できる撮影場所と、震災前、震災直後、震災後日、復興期に区分けされたタイムラインとを掛け合わせて見ながら、変貌する街の姿を追いかけてみましょう。
[凡例]時間は震災前、震災直後、震災後日、復興期の4区分とし、震災直後は地震発生(9月1日11:58)から東京での火災が鎮火する(9月3日10時ごろ)まで、震災後日は鎮火後(9月3日10時ごろ以降)とする。
場所は、現在の東京23区を5区分(皇居周辺:千代田区、東エリア:中央区、台東区、墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区、西エリア:新宿区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区、南エリア:港区、品川区、目黒区、大田区、北エリア:文京区、豊島区、板橋区、北区、荒川区、足立区)に。これに横浜と静岡県を合わせ、全部で6区分とする。