動画『關東大震大火實況』[弁士説明版]

2022年5月14日、国立映画アーカイブが主催する上映会「発掘された映画たち2022」の一環として、本サイトで配信中の『關東大震大火實況』の4K・DCPに、山城秀之さんによる活弁、湯浅ジョウイチさんによる音楽を付けた上映を、同館2階長瀬記念ホールOZUにて行いました。この弁士説明版は、会場で収録した音声データを本篇に付すとともに、山城さんによる前口上なども収めた当日の記録となっています。山城さんによる活弁は、茨城県土浦の神龍寺で保管されている当時の説明台本を基に、山城さん自身が作成した弁士台本に拠っています。動く画のみならず、声と音を通して、関東大震災による人々の被災と復興を向けた歩みを、ぜひ追体験してみてください。

動画『關東大震大火實況』[弁士説明版]

マーク 音量マーク 字幕

映画題名 關東大震大火實況
出演者紹介
  • 弁士:山城秀之(やましろひでゆき)
    山口県出身。2009年、活動写真弁士のワークショップがきっかけで弁士の道を志し、翌年澤登翠に入門。2011年に新米弁士としてデビュー。無声映画観賞会のほか、2017年初の海外公演(イギリス、アイルランド)、野外上映会などに出演。下北沢で自主企画の上映会開催中。
  • 伴奏:湯浅ジョウイチ(ゆあさじょういち)
    1987年、東京国際映画祭でグリフィス監督の『國民の創生』の楽士を務めて以来、無声映画期音楽の復元・作/編曲を行い、後に和洋楽団カラード・モノトーンを結成。当時の再現演奏ができる唯一の楽士。日仏連携イベント「ジャポニズム2018」をはじめ欧米からの招聘も受け精力的に活動している。
関連資料
  • 本動画には一部センシティブな描写が含まれている場合があります。