神奈川県庁仮庁舎前の混乱ぶりと忙殺される庁舎内の人々

片山東熊の設計により1913年に竣工した神奈川県庁は火災により焼失、9月3日桜木町の海外渡航者身体検査所に仮庁舎が設置された。

クリップ詳細

クリップ名称 神奈川県庁仮庁舎前の混乱ぶりと忙殺される庁舎内の人々
映画題名 関東大震災[伊奈精一版]
クリップTC[in/out] 01:10:29:04 / 01:10:45:08
カテゴリ[場所/シーン] 横浜 / 救助・救護・救援
推定される撮影場所 横浜市桜木町の海外渡航者身体検査所に設置された神奈川県庁仮庁舎
推定根拠 『神奈川縣震災誌』7頁に「櫻木町の海外渡航(者(引用者補足))檢査所に縣廳の假事務所を設け」たとある。建物の外観は『關東震災畵報 第一輯』所載の写真と一致する。外壁に「愛知縣云々」、「陸軍橫濱配給部ハドツク會社内」という張り紙が見える。00:14から映る三名の人物は、背後の壁に「*濵市長 *川縣知事 *監察官」と記した紙が掲げられているため、左から順に臨時震災救護事務局の委員だった横浜市長の渡辺勝三郎、神奈川知事の安河内麻吉、内務監察官の三矢宮松とみられる。
典拠資料 神奈川縣『神奈川縣震災誌』(1927年)「第一章 概説」7頁
(国立国会図書館デジタルコレクション)https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1446906/31
大阪每日新聞社編『關東震災畵報 第一輯』(1923年)頁番号なし「橫濱全市で殘つたたつた二つの建物(櫻木町) 右=海外渡航者⾝體檢査所 左=中央職業紹介所」
(国立国会図書館デジタルコレクション)https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/966747/30
神奈川縣『神奈川縣震災誌』(1927年)頁番号なし、口絵「臨時震災救護事務局橫濱出張所」(大正十二年十二月十三日撮影)の内部写真
(国立国会図書館デジタルコレクション)https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1446906/26
臨時震災救護事務局神奈川県支部の「委員」三名の氏名は、神奈川縣警察部編『大正大震火災誌』(1926年)324頁
(国立国会図書館デジタルコレクション)https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/981925/276
旧住所 横浜市桜木町2丁目2番地
新住所 横浜市中区桜木町2丁目2番地
推定される撮影時間 9月7日から10月8日のあいだ
推定根拠 三矢内務監察官の横浜到着は9月5日。愛知県の出張事務所は9月7日から10月8日まで開設。横浜ドックでの陸軍の配給実施期間は不明。
典拠資料 神奈川縣『神奈川縣震災誌』(1927年)「第一章 概説」7頁
(国立国会図書館デジタルコレクション)https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1446906/31
東京市役所『東京震災錄 後輯』「第一篇 応急措置 第七章 救援」(1926年) 389頁
(国立国会図書館デジタルコレクション)https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1448445/204
関連資料 -
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