機関車が停留した駅構内

甚大な被害を受けた駅構内の引き込み線に、機関車がポツンと取り残されている。

クリップ詳細

クリップ名称 機関車が停留した駅構内
映画題名 関東大震災実況
クリップTC[in/out] 00:15:11:16 / 00:15:19:13
カテゴリ[場所/シーン] 墨田 / 焼失,倒潰・損壊
推定される撮影場所 両国橋駅の構内にあった機関車を北西方向に撮影、ないしは錦糸町駅で撮影した可能性も考えられる
推定根拠 機関車の脇にプラットフォームがないこと、画面の右手が低くなっていることから、両国橋駅の北寄りにあった渉線付近を撮影したと判断した。
ただし、『國有鐵道震災誌』(1927年)掲載の損傷した機関車リストによれば、このプレートナンバー(5560)の機関車の「被害ノ場所」は「錦糸町庫」となっており、本クリップが錦糸町駅で撮影された可能性もある。
典拠資料 やや東側に退いた位置からこの機関車を撮影したとみられる写真が、以下で確認できる。鐵道省『國有鐡道震災誌』(1927年)頁番号なし 巻頭写真「(總武線)兩國橋驛 高架線上より望む」
(国立国会図書館デジタルコレクション) https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1869382/40
この写真の右端には旧御竹蔵の堀割の水面が写っている。
また、損傷した機関車リストは、同上『國有鐡道震災誌』(1927年)821頁を参照した。
(国立国会図書館デジタルコレクション)https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1869382/507

旧住所 -
新住所 -
推定される撮影時間 鎮火後
推定根拠 -
典拠資料 -
関連資料 -
  • 本動画には一部センシティブな描写が含まれている場合があります。