日比谷公園野外音楽堂前の野外少国民学校

罹災児童を対象に文部省内の少年団日本連盟が主宰した「野外少国民学校」は、市内6か所で開設された。本場面は、この年の7月にオープンしたばかりの日比谷公園野外音楽堂(大音楽堂)での授業風景。

クリップ詳細

クリップ名称 日比谷公園野外音楽堂前の野外少国民学校
映画題名 關東大震大火實況
クリップTC[in/out] 00:46:41:02 / 00:47:04:04
カテゴリ[場所/シーン] 千代田 / 救助・救護・救援
推定される撮影場所 日比谷公園野外音楽堂前のベンチ
推定根拠 建物外観(音楽堂)、扉、ベンチ
典拠資料 日本聯合通信社編『關東大震災寫眞帖』(1923年)96-97頁の間の写真(『日比谷音樂堂前の野外小國民學校』)に、この場面と同じ背もたれのベンチが写っている。
(国立国会図書館デジタルコレクション)https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/980717/214
旧住所 麹町区日比谷公園
新住所 千代田区日比谷公園
推定される撮影時間 9月19日以降、10月10日まで
推定根拠 内務省社會局『大正震災志 下(外篇)』(1926年)234頁では、「少年團は本聯隊に交渉して、罹災少年・少女の爲めに野外小(ママ)國民學校を燒跡其他各地に開かしめ、慰問・救護、進んでは簡易なる營業をもなさしめた」と述べられ、付表において「校名=日比谷野外小(ママ)國民學校、開校=九月十九日、閉校=十月十日、兒童數=四五七、教員數=二七」とある。
典拠資料 内務省社會局『大正震災志 下(外篇)』(1926年)
(国立国会図書館デジタルコレクション)https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/981916/129
関連資料 -
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