陸軍軍医学校における負傷者の収容

麹町区(現在の千代田区)富士見町に所在し、震災による建物被害を受けた陸軍軍医学校での救護活動の様子。

クリップ詳細

クリップ名称 陸軍軍医学校における負傷者の収容
映画題名 關東大震大火實況
クリップTC[in/out] 00:33:52:11 / 00:34:13:04
カテゴリ[場所/シーン] 千代田 / 救助・救護・救援
推定される撮影場所 陸軍軍医学校診療部病室、または参考館
推定根拠 このクリップに先行する建物外観を写した映像から、陸軍軍醫學校編『昭和十一年十一月 陸軍軍醫學校五十年史』(1936年)102と103頁の間の写真頁に「大正十二年九月一日關東大震災ニ由ル陸軍軍醫學校玄關及本館南翼ノ崩壊」の右手の方に、同じ建物・被害状況が見える。
同書103頁によれば、当初は被害のなかった手術練習室に負傷者を収容したが、手狭になったため、その南側に靖国神社から借用した大型天幕を張り、ついで参考館にも収容したが、天幕内の患者が寒さで風邪をひいたため、余震が収まった後は全員を診療部病室へ移したという。ただし、同書104と105頁のあいだに「陸軍軍醫學校參考館(大正五年三月竣工)」という写真があるが、このクリップと窓のあきかたが一致していることにより、陸軍軍医学校の診療部病室または参考館で撮影されたと考えられる。
典拠資料 陸軍軍醫學校編『陸軍軍醫學校五十年史』(1936年)
(国立国会図書館デジタルコレクション)https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1446781/173https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1446781/177
旧住所 麹町区富士見町4-13~15
新住所 千代田区富士見町2-16
推定される撮影時間 -
推定根拠 -
典拠資料 -
関連資料 -
  • 本動画には一部センシティブな描写が含まれている場合があります。