茗渓会による救援活動

茗渓会(現在は筑波大学となった東京高等師範学校等の同窓会)による救援物資の積み込み。

クリップ詳細

クリップ名称 茗渓会による救援活動
映画題名 關東大震大火實況
クリップTC[in/out] 00:28:29:00 / 00:28:47:23
カテゴリ[場所/シーン] 千代田 / 救助・救護・救援
推定される撮影場所 茗渓会本館前
推定根拠 東京高等師範学校、東京文理科大学。下見板貼の建物で、自動車を入構させやすい位置にあることから推定。
典拠資料 東京文理科大學、東京高等師範學校共編『創立六十年』(1931年)附図4「現在の本校校地校舎平面圖および東京高等師範學校寄宿舎」
今村一郎ほか編『東京高等師範学校 卒業記念』 (1929年)写真「昭和四年三月の『茗溪会』」
『創立六十年』467頁に、茗溪会による救護事業について記述がある。それによれば、「大正十二年九月の大震火災の時、本会は数多の慰問隊を組織し奉仕的に慰問品の蒐集をなし、凡そ二万点の物品を得、之を「トラック」にて各所の罹災地に運びて分配し、精神的物質的に救護慰問した」とある。
旧住所 麹町区
新住所 千代田区
推定される撮影時間 9月13日以降
推定根拠 東京府編『東京府大正震災誌』(1925年)第五編第三章、98頁によれば、同会は「九月五日臨時慰問隊を組織し」「十三日以来續々として集まつた被服、文具、日用品等の寄贈品は全部日光消毒を行つた上、各避難所」に寄贈したという。
典拠資料 東京府編『東京府大正震災誌』(1925年)
(国立国会図書館デジタルコレクション)https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/967935/262
関連資料 -
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