壁が損壊した郵船ビル

旧郵船ビルディング東北隅部の被害。設計は曽禰中條建築事務所、施工は米国・フラー社による1923(大正12)年に竣工したばかりの鉄骨煉瓦造であったが、カーテンウォールや外壁装飾部の剥落などが多く見られた。

クリップ詳細

クリップ名称 壁が損壊した郵船ビル
映画題名 關東大震大火實況
クリップTC[in/out] 00:02:46:11 / 00:02:49:05
カテゴリ[場所/シーン] 千代田 / 倒潰・損壊
推定される撮影場所 郵船ビルディング
推定根拠 震災豫防評議會編『震災豫防調査會報告 第100号(丙)下』(1926年)鉄筋「コンクリート」造被害写真、写真第9「郵船『ビルデイング』東北隅外側壁体ノ被害」と同一のダメージ。
典拠資料 震災豫防評議會編『震災豫防調査會報告 第100号(丙)下』(1926年)
旧住所 麹町区八重洲1-1
新住所 千代田区丸の内2-4-1
推定される撮影時間 -
推定根拠 -
典拠資料 -
関連資料 震災豫防評議會編『震災豫防調査會報告 第100号(丙)下』(1926年)214頁「一階ヨリ四階二至ル帳壁二罅裂ヲ生ジ、一、二階二於テ最モ甚シク崩潰シタルモノアリ」、373-374頁 臨時委員 堀越三郎「建築設備被害調査報告」一 壁「特二装飾ヲ目的トシ大理石、「タイル」、「テラカタ」等ヲ貼付シタルモノノ剥落セルハ多キ所ナリ…(寫眞第一)」、頁番号なし 建築設備被害寫眞「寫眞第一 郵船「ビルデイング」玄関 大理石剥落ノ状」
鈴木基郎、小沼守夫、山根昭「旧日本郵船ビルの調査記録」(『コンクリート工学』15 巻11号、1977年)33-39頁
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