焼損した三井本館の屋上
延焼により鉄骨がむき出しになった三井本館の屋上を、三越の上階から見渡す。焦土同然となった周辺の様子も視界に入る。
クリップ詳細
クリップ名称 | 焼損した三井本館の屋上 |
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映画題名 | 帝都大震災 大正十二年九月一日(別題名 震災ト三井) |
クリップTC[in/out] | 00:23:09:15 / 00:24:46:17 |
カテゴリ[場所/シーン] | 中央 / 焼失,倒潰・損壊 |
推定される撮影場所 | 三越の店内から北西方向を撮影 |
推定根拠 | 00:00は三越の店内から道路を隔てて向かい側にある三井本館の西翼部の鉄骨造の小屋組を撮影(カメラは北西方向へ向く)。00:09は三越の窓からカメラを突き出して同じく西翼部を北西方向に撮影。本館の背景に三井2号館が映っている。00:18は東翼部を俯瞰して撮影(これ以前のシーンとは撮影場所が高い位置にある)。背景に山口銀行日本橋支店の焼け跡が映っているため、北北東方向にカメラが向いていると分かる。そこから左へパン撮影(北〜北西)。01:27は西翼部1Fの受付入り口を俯瞰して撮影している。 |
典拠資料 | 山口銀行日本橋支店の場所は、日本橋区本町3丁目3番地(震災豫防評議會編『震災豫防調査會報告第百號(丙)下』230頁)。 (東京都立図書館デジタルアーカイブ[TOKYOアーカイブ])https://archive.library.metro.tokyo.lg.jp/da/detail?tilcod=0000000006-00002426 本館の背後に映る三井2号館の位置については、野村正晴「RC造導入期における事務所建築の構造形式と建築計画 財閥組織による事務所建築とオフィス街の成立過程 その1」(『日本建築学会計画系論文集』第83巻第749号、2018年)1327頁、図2 駿河町一構建造物配置図(大正11年時)。 |
旧住所 | 日本橋区駿河町8番地付近 |
新住所 | 中央区日本橋室町1丁目4付近 |
推定される撮影時間 | 正午前後の時間帯 |
推定根拠 | 影の向きから判断した。 |
典拠資料 | - |
関連資料 | - |
- 本動画には一部センシティブな描写が含まれている場合があります。